# 理美容サロンの集客を変える！効果的な販促品アイデアと容器選びのポイント
## ポイント1：お客様の心をつかむ販促品の選び方
理美容サロンで販促品を配る目的は、お客様に「また来たい」と思っていただくことです。単なる記念品ではなく、サロンのブランドイメージを高め、日常生活で使っていただける実用的なアイテムが理想的です。
特におすすめなのが、**ヘアケア関連の小物類**です。例えば、ロゴ入りのヘアゴムやヘアクリップは、毎日使えて実用性が高く、使うたびにサロンを思い出していただけます。また、オリジナルデザインのコーム（くし）やブラシも人気があります。これらは比較的低コストで制作でき、大量に配布する場合にも予算を抑えられます。
さらに注目したいのが、**小分けサイズのヘアケア製品**です。サロンで使用しているシャンプーやトリートメントを小さな容器に詰めて、「お試しサンプル」として配布する方法があります。これにより、お客様は自宅でもサロンの仕上がりを体験でき、製品購入につながる可能性が高まります。特に新規のお客様や、ホームケア製品をまだ購入されていない方への販促効果は抜群です。
季節に応じた販促品も効果的です。夏場なら紫外線対策のヘアミストを小さな容器に入れて配布したり、冬場なら静電気防止スプレーなど、その時期に必要とされるアイテムを選ぶことで、お客様の満足度が大きく向上します。
## ポイント2：販売用シャンプー・コンディショナー容器の選定基準
サロンでヘアケア製品を販売する際、容器選びは製品の印象を大きく左右します。ただ詰め替えるだけではなく、**容器自体がサロンのブランド価値を表現する重要な要素**になるのです。
まず考慮すべきは容器の素材です。**PET素材**（ペットボトルと同じ素材）は軽量で割れにくく、コストパフォーマンスに優れています。透明なものを選べば、中身の色や残量が一目でわかり、お客様にとって使いやすいメリットがあります。一方、**HDPE素材**（高密度ポリエチレン）は不透明で高級感があり、光を通さないため中身の劣化を防ぐ効果もあります。
容器のサイズ展開も重要です。基本的には以下の3サイズを揃えることをおすすめします：
– **100～150ml**：旅行用やお試し用。初めて購入されるお客様のハードルを下げます
– **300～500ml**：標準サイズ。日常使いに最適で、最も売れるサイズです
– **1000ml**：詰め替え用やヘビーユーザー向け。リピーター獲得に効果的です
ポンプの形状も見逃せません。ワンプッシュで適量が出るポンプは使い勝手がよく、お客様の満足度を高めます。また、**ロックポンプ**（押し込むとロックがかかるタイプ）を選べば、持ち運び時の液漏れを防げるため、旅行用サイズには特におすすめです。
容器にサロン名やロゴを印刷することで、バスルームに置かれた際に毎日サロンを思い出していただけます。小ロットから対応可能なシール貼付や、本格的な印刷まで、予算に応じた選択肢があります。
## ポイント3：販促品と販売用容器を組み合わせた戦略的アプローチ
販促品と販売用製品を連動させることで、相乗効果が生まれます。この戦略的な組み合わせが、サロンの売上アップに直結します。
最も効果的なのは、**トライアルキット方式**です。新規のお客様には、小さな容器に入れたシャンプーとコンディショナーのセット（各50ml程度）を販促品として差し上げます。自宅で1～2週間使っていただき、気に入っていただければ通常サイズを購入いただく流れを作ります。この際、「次回ご来店時に使用感を教えてください」と声をかけることで、再来店のきっかけにもなります。
**ポイントカード制度との連携**も効果的です。「5回ご来店で小サイズプレゼント」「10回ご来店で通常サイズ半額」など、来店回数に応じて製品がもらえる仕組みを作れば、リピート率が大幅に向上します。この場合、小サイズ用の容器を常備しておくことが重要です。
また、**季節限定パッケージ**も注目です。同じ製品でも、春は桜デザイン、夏はマリンデザインなど、季節ごとに容器のデザインを変えることで、コレクション性が生まれます。「今月だけの限定デザイン」として販促することで、購買意欲を刺激できます。
オンライン販売を視野に入れる場合、配送に適した容器選びも重要です。軽量で割れにくいPET素材の容器なら、送料を抑えられ、お客様の負担も軽減できます。サロンに来られない遠方のお客様にも製品を届けられる体制を整えることで、販売チャンスが広がります。
製品と容器をセットで考え、販促品から販売への導線を意識することで、単なる物販ではなく、お客様との長期的な関係構築につながるのです。
