開発経緯(従来の詰め替え容器における課題)

従来のポンプ差し込み容器の場合は、左図のような2通りの使用方法が採用されてきました。
- プラスチックケース等の成形容器にパウチをセットする方法
- プラスチックケース等の成形容器にパウチの中身をあけ替える方法
ですが、それで課題がございました。
従来の詰め替え容器における課題
- ポンプを差し込む、引き抜く時にとても強い力が必要になる
- 詰め替え容器にあけ替える際、粘度がある為、作業に時間がかかる
- ポンピングしていると、チューブの周りのみ空洞化して、急にでなくなる時がある
- まとめて購入すると、保管スペースを要する
- ケースに印刷しなければならず、費用も高い
- 業務用の4Lのポリ容器で購入すると、処理費用が馬鹿にならない
上記の課題を解決すべく、パウチを使用した新しい方式での詰め替え容器「Yパウチ」を開発致しました。
Yパウチの特徴と効果
Yパウチはクライアント様の協力も得てポンピングを繰り返し行い、試験容量の確定やパウチのセット方法の検証に2年間を要して開発致しました。
従来品
- ポンプを差し込む、引き抜く時にとても強い力が必要になる
- 詰め替え容器にあけ替える際、粘度がある為、作業に時間がかかる
- ポンピングしていると、チューブの周りのみ空洞化して、急にでなくなる時がある
- まとめて購入すると、保管スペースを要する
- ケースに印刷しなければならず、費用も高い
- 業務用の4Lのポリ容器で購入すると、処理費用が馬鹿にならない
Yパウチ
- 女性でも簡単に取替えができるような機構で設計
- パウチに直接ポンプを挿入する機構とした為、あけ替える手間が必要ない
- エアレスポンプを使用しない為、内容物の残量を最小限にできる
- 2Lのパウチ容器のみを管理する為、保管スペースも極小化でき、資源の節約にもつながる
- パウチ自体にデザインを印刷でき、スタンド仕様の為、それだけでディスプレーに活かせる
- 使用後は袋を丸めて捨てられる為、清掃も容易

従来品とYパウチの詰め替え方式比較
従来品
従来のポンプ差し込み式パウチは、別工程で成形した成型部品をパウチに溶着または、接着する必要がありました。
これにより、コストアップ&納期がかかってしまう傾向にありました。

- 詰め替えパウチでは、内用液の粘性が高ければ高いだけ、残量が多くなっておりました。
Yパウチ
Yパウチは、成形部品を使用せずに、様々な形状のパウチに差込口を設計してヒートシール成形します。

- エアレスでハイポンプやスプレーでも、直接差し込むだけでエアレスパウチになり、残量が”0”に近くなりました。
- パウチを製袋する時にシール差込口を成形するので、納期が短縮できます。
- エアレス効果により、参加を嫌う内容物にお使い頂けます。
Yパウチ取り付けイメージ


ご使用方法は動画でもご案内させて頂いております。
是非ご覧ください。
意匠登録証
Yパウチは、意匠登録しております。
