ポイント1:トレーニング記録×美容ケアの相乗効果を狙う
理美容室の顧客の多くは、健康的で美しい外見への意識が高い傾向にあります。そこで注目したいのが、フィットネスと美容ケアを結びつけた**販促品 ノベルティ**としてのトレーニング記録ノートです。
このノートの最大の特徴は、運動記録だけでなく「ヘアケア記録」や「セルフケア記録」のページを組み込むこと。例えば、トレーニング後のシャワーで使用したシャンプーやコンディショナーの記録欄を設けることで、「運動×美容」という新しい習慣を提案できます。汗をかいた後の頭皮ケアの重要性を啓発しながら、自然とヘアケア製品への関心を高められる仕組みです。
具体的には、ノートの見開きページに「今日のワークアウト」と「今日のヘアケア」を並べて配置。トレーニング内容を記録した後、使用したヘアケア製品やその効果を記入できる欄を設けます。これにより会員は自分の美容習慣を可視化でき、モチベーション向上につながります。
さらに効果的なのが、このノートと一緒にトライアルサイズのシャンプー・コンディショナー容器をセットで配布すること。容器には店舗のロゴやメッセージを印刷し、ブランディング効果も狙えます。「運動後の特別なヘアケア」として位置づければ、製品の付加価値も高まり、後日の本製品購入につながりやすくなります。
ポイント2:達成感を視覚化するデザイン設計
モチベーションを高める記録ノートで最も重要なのが、「続けたくなる仕組み」です。ここで活用したいのが、達成感を視覚的に実感できるデザイン要素です。
まず取り入れたいのが「チェックリスト方式」。毎日のトレーニングやヘアケアを実施したらチェックを入れられる欄を設け、1週間、1ヶ月と継続できた際には特別なスタンプやシールを貼れるページを用意します。この「貯まっていく感覚」が継続の原動力になります。
また、ビフォーアフターを記録できる写真貼付欄も効果的です。トレーニング開始時と数ヶ月後の体型変化だけでなく、髪の状態やツヤの変化も記録できるようにすることで、ヘアケア製品の効果を実感しやすくなります。これは製品の継続購入を促す重要な要素です。
**ノベルティ**として配布する際のポイントは、ノート表紙に店舗情報を控えめに配置すること。あまりに広告色が強いと使用頻度が下がるため、おしゃれで実用的なデザインを優先しながら、裏表紙や最終ページに店舗の連絡先やQRコードを記載する程度にとどめましょう。
さらに、グラフページを設けることで数値の変化を可視化できます。体重や体脂肪率だけでなく、「髪のまとまり度(5段階評価)」「頭皮の状態(5段階評価)」なども記録できるようにすれば、ヘアケア製品の効果測定ツールとしても機能します。
ポイント3:リピート購入につながる仕掛けづくり
販促品として配布するトレーニング記録ノートは、一度きりの接点ではなく、継続的な関係構築のツールとして設計すべきです。
最も効果的なのが「詰め替え促進」の仕組みです。ノートの中に「おすすめヘアケア製品カタログ」のページを設け、店舗で販売しているシャンプーやコンディショナーの特徴や容器サイズを紹介します。特に詰め替え用製品や環境に優しい容器を使用している場合は、その利点を明記しましょう。SDGs(持続可能な開発目標)への関心が高まる中、エコフレンドリーな容器選びは顧客の共感を得やすいポイントです。
また、ノート内に「次回来店予約欄」や「製品購入記録」のページを設けることで、自然と店舗への再訪を促せます。「3ヶ月後の髪質チェック」「半年後のヘアケア相談」など、具体的な来店理由を提示することが重要です。
さらに応用編として、ノート持参者への特典制度も検討価値があります。例えば「記録ノート持参でシャンプー・コンディショナー容器の詰め替え10%オフ」といった特典を設ければ、ノートの活用率が上がり、製品購入の動機づけにもなります。
容器販売を促進する工夫としては、ノート内に「マイボトルコレクション」のページを作成し、購入した容器のデザインやサイズを記録できるようにするのも面白いアイデアです。複数の容器を集めるコレクション性を持たせることで、継続的な購入意欲を喚起できます。
このように、トレーニング記録ノートという**販促品**を通じて、美容への意識向上と製品購入を自然に結びつけることで、顧客満足度とビジネス成果の両立が可能になります。
